沸騰散(読み)フットウサン

関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「沸騰散」の意味・読み・例文・類語

ふっとう‐さん【沸騰散】

  1. 〘 名詞 〙 重炭酸ナトリウムと酒石酸を水にとかして飲むもの。発生する炭酸ガスがあたかも沸騰しているかのように見えることからの名。かつては清涼剤緩下剤として使用されたが、現在は胃のX線検査の際にバリウムと併用されている。《 季語・夏 》 〔薬品名彙(1873)〕
    1. [初出の実例]「風に暑を追ひはらひ沸騰散(フットウサン)に胸をすかし」(出典団団珍聞‐五五七号(1886))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む