デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「油屋基田」の解説 油屋基田 あぶらや-きでん 1806-1857 江戸時代後期の俳人。文化3年生まれ。7歳のとき失明。のち学問をおさめ,「易経」を暗記,占いの道具を工夫するなどし,塙保己一(はなわ-ほきいち)の再来と賞賛された。俳諧(はいかい)は付け句の即吟を得意とした。安政4年1月8日死去。52歳。土佐(高知県)出身。名は城久。別号に垣覗坊。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例