油戸村(読み)あぶらとむら

日本歴史地名大系 「油戸村」の解説

油戸村
あぶらとむら

[現在地名]鶴岡市油戸

今泉いまいずみ村の南西にある。南は荒倉あらくら山、東・北を丘陵に囲まれ西は日本海に面する。中央を油戸川(油川)が流れ日本海に注ぐ。元和八年(一六二二)の酒井氏知行目録に村名がみえ、高五五石余。寛永三年庄内高辻帳も同高。正保郷帳では田高五四石余・畑高一石余、芝山がある。弍郡詳記では、高五七石余、免七ツ九分五厘、家数三二。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

グレーゾーン解消制度

個々の企業が新事業を始める場合に、なんらかの規制に該当するかどうかを事前に確認できる制度。2014年(平成26)施行の産業競争力強化法に基づき導入された。企業ごとに事業所管省庁へ申請し、関係省庁と調整...

グレーゾーン解消制度の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android