治五右衛門(12代目)(読み)ジゴエモン

20世紀日本人名事典 「治五右衛門(12代目)」の解説

治五右衛門(12代目)
ジゴエモン

明治・大正期の蒔絵師



生年
慶応3年9月21日(1867年)

没年
大正7(1918)年12月5日

出身地
越中国(富山県)

本名
小原 治五右衛門

経歴
蒔絵師・11代目治五右衛門の長男に生まれる。家伝の秘法を修得し、明治34年のパリ万国博など内外博覧会に出品した。初代から6代目までの密陀絵と比べて、7代目以後の作品は漆画と蒔絵を得意とし、特に軽粉を用いた白蒔絵は天下無類のものとして知られた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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