治法(読み)ちほう

精選版 日本国語大辞典 「治法」の意味・読み・例文・類語

ち‐ほう‥ハフ【治法・治方ハウ】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 国を治める方法
    1. [初出の実例]「人民を治むるは其職務にして時々其治法を視察し」(出典:日本開化小史(1877‐82)〈田口卯吉〉三)
    2. [その他の文献]〔周礼‐天官〕
  3. ( 「ぢほう」とも ) 病気をなおす方法。治療のてだて。
    1. [初出の実例]「典薬寮勘申疱瘡治方事」(出典:朝野群載‐二一・天平九年(737)六月日)
    2. 「病にやあるらんと治方(ヂハウ)を普く尋るに」(出典読本唐錦(1780)一)
    3. [その他の文献]〔史記‐扁鵲倉公伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android