沼八幡宮(読み)ぬまはちまんぐう

日本歴史地名大系 「沼八幡宮」の解説

沼八幡宮
ぬまはちまんぐう

[現在地名]平生町大字平生村 沼

赤子あかご山の南西麓に鎮座。応神天皇・神功皇后・湍津姫命・市杵姫命を祀る。旧郷社。

「注進案」によれば創建は元仁元年(一二二四)の春、沼の農民平右衛門の夢枕に海中に漂う宇佐の神が立ち、「此地に跡を垂むと欲て来る也、吾が祭の事を司どらしむ者ハ汝なり、汝が姓は水沼なり」と告げた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android