沼沢地村落(読み)しょうたくちそんらく

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「沼沢地村落」の意味・わかりやすい解説

沼沢地村落
しょうたくちそんらく

低湿地村落ともいう。海岸や湖岸,河川の流域などの沖積平野のなかで,特に低湿地に発達する村落。ドイツのベーザー川とエルベ川付近の沖積平野に広く分布するが,これらの大部分は中世の植民村落である。オランダでも北海沿岸の低地帯を中世に開拓,沼沢地村落を形成した。これらの村落は低湿地の土を盛上げて宅地とし列状の村落を形成,低地は牧草地,耕地は列状に配列した家屋の背面に並んでいる。日本では木曾川下流地方の三角州地帯に分布する輪中村落や利根川の下流の水郷付近に発達する農業村落などがある。

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