日本大百科全書(ニッポニカ) 「沿岸海域地形図」の意味・わかりやすい解説 沿岸海域地形図えんがんかいいきちけいず 陸域の2万5000分の1の地形図を沿岸の海域まで延長したもの。国土地理院から刊行されている。等深線は陸域と同じく東京湾の平均海面を基準として主曲線を1メートル、計曲線を5メートルごとに描いている。等深線以外に水深点(海底の水深を測定した地点)、崖(がけ)・暗礁などの地形記号や底質、透明度などの「自然条件」、各種工作物、港湾・観測・海上保安・水産・観光などの「各種施設」、港湾区域、漁業権設定区域、禁漁・砂利採取・自然公園などの指定界、埋立等の作業中区域などを表示した「管理区分」の三つの要素から構成される。[五條英司][参照項目] | 沿岸 | 計曲線 | 国土地理院 | 主曲線 | 地形図 | 等深線 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例