20世紀日本人名事典 「泉井久之助」の解説
泉井 久之助
イズイ ヒサノスケ
- 生年
- 明治38(1905)年7月2日
- 没年
- 昭和58(1983)年5月28日
- 出生地
- 大阪府
- 別名
- 号=醴泉子(レイセンシ)
- 学歴〔年〕
- 京都帝大文学部言語学科卒,京都帝大大学院言語学修了
- 主な受賞名〔年〕
- 勲二等瑞宝章〔昭和50年〕
- 経歴
- 昭和21年京都帝大教授、44年京都産業大教授を歴任。日本言語学会会長、日本西洋古典学会評議員も務めた。わが国言語学界の長老で、世界の多くの言語に取り組み、各言語に共通する一般的性格を追求した。古代日本語の研究でも知られ、日本語、フイノ・ウグル語同系論を提唱した。著書に「言語の構造」「言語民族学」「比較言語学研究」「ラテン広文展」「マライ=ポリネシア諸語」「言語研究とフンボルト」など。
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報