泉増寺(読み)せんぞうじ

日本歴史地名大系 「泉増寺」の解説

泉増寺
せんぞうじ

[現在地名]陸前高田市気仙町

荒川あらがわ産形みなかたにある。産形山と号し、真言宗智山派、本尊は正観音。本寺は金剛こんごう寺。近世には泉蔵せんぞう寺と記された。元和年中(一六一五―二四)増海の開山、宝永二年(一七〇五)引宥の再興といい、本尊は不動明王であった(今泉村安永風土記)。寺伝によれば、往古この地は三次森大権現と称し、本坊医王山観音院・たけノ坊・さわノ坊・西にしノ坊・ひがしノ坊の五山があったという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む