泉山磁石場(読み)いずみやまじせきば

日本歴史地名大系 「泉山磁石場」の解説

泉山磁石場
いずみやまじせきば

[現在地名]有田町字泉山

現有田町の東端、現杵島きしま山内やまうち町との境にあり、標高一二〇メートル内外の丘陵からなる。この地域は第三紀層の行合野ゆきあいの砂岩を被覆する流紋岩の周縁部で、採石所の東部は砂岩層に接触している。かつて、標高一四〇メートル強の高さにあった山が、一〇〇メートルの所まで採石され、長径二〇〇メートル、短径一五〇メートルの広さの鉢状の採掘穴ができた。三〇〇余年採掘し続けてきた膨大な磁石量であったことが想像できる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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