角礫
かくれき
rubble
angular gravel
既存の岩石が破砕されてできた角張った岩片の総称。一般に径2ミリメートル以上のものをいうが、火山噴火に伴って生じたものでは径32ミリメートル以上のものをいう。断層運動による破砕、火山噴火、氷河による侵食、サンゴ礁や海岸の崖(がけ)の波食、洞窟(どうくつ)の崩壊、崖崩れなど、いろいろなでき方がある。岩片が円磨されていないことは、水流による運搬作用を受けていないことを示す。
[斎藤靖二]
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
Sponserd by 
角礫
未固結の破片の集合で,砂よりも大きく角張った形をしているもの[Woodford : 1925].
出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報
Sponserd by 