精選版 日本国語大辞典 「泉布」の意味・読み・例文・類語 せん‐ぷ【泉布】 〘 名詞 〙 ( 「泉」は銭の意、「布」は流通のあまねくいきわたるの意 ) 流通貨幣のこと。ぜに。かね。金銭。[初出の実例]「見二大仏一而嘆二泉布之不一レ能二流行一」(出典:羅山先生文集(1662)二二・東行日録)[その他の文献]〔管子‐軽重丁〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「泉布」の読み・字形・画数・意味 【泉布】せんぷ 古代の貨幣。〔漢書、食貨志下〕壹(ひと)たび錢を易(か)ふるに、民用(もつ)て業を破り、大いに刑に陷る。(王)~乃ちに其の法を輕くし、私(ひそ)かに泉布を鑄作するは、妻子を沒入して官の奴婢と爲す。字通「泉」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報