法師唄(読み)ほうしうた

精選版 日本国語大辞典 「法師唄」の意味・読み・例文・類語

ほうし‐うたホフシ‥【法師唄】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 盲目の法師うたう唄。主に家庭婦女子に教える三味線や箏を伴奏とする歌(地歌(じうた))であるが、酒宴の席の俗曲もはいる。
  3. ( もと盲目の法師が作曲し、うたったところから ) 地歌の別称上方唄
    1. [初出の実例]「やがて彼の有名なる法師歌『夢が浮世か浮世が夢か』を唄ひ出し」(出典:一年有半(1901)〈中江兆民〉一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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