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法悦の詩

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デジタル大辞泉プラスの解説

法悦の詩

ロシアの作曲家アレクサンドルスクリャービンの交響曲第4番(1904-07)。原題《Poème de l'extase》。交響曲第3番『神聖な詩』とともに、神秘主義の傾向が顕著に表れた作品として知られる。

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世界大百科事典 第2版の解説

ほうえつのし【法悦の詩 Le poème de l’extase】

ロシアの作曲家スクリャービン管弦楽曲(作品54)。4管編成の大オーケストラを駆使した作品で,1908年1月スイスで完成され,同年12月ニューヨークで初演された。標題は,直観的に神との合一を遂げ霊の法悦の境地に到達しようという彼の神智学の思想を示す。音楽的には,スクリャービンのいわゆる〈神秘和音〉(4度音程を6個積み重ねたもの)の完全な使用をもって知られる。日本では,作曲後20年目の1928年4月に,近衛秀麿指揮の新交響楽団によって初演された。

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世界大百科事典内の法悦の詩の言及

【スクリャービン】より

…この頃から,和声語法も,極度に変形された属7・属9系の和音――そのうちの一つが〈神秘和音〉と呼ばれる――のみを用い,機能和声(調性)の根幹を揺るがしていく。この時期の代表作は《法悦の詩》や《ピアノ・ソナタ第4番》《同第5番》等。10年には再びモスクワへ帰るが,それに先立つ08年ころから彼独自の様式は成熟の域に達する。…

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