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法曹一元制 ほうそういちげんせい

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知恵蔵の解説

法曹一元制

法律家の養成を一元的に行い、弁護士その他の法律家として相当期間経験を積んだ者から裁判官を選任する、英米系の制度。現在、日、独、仏などでは、最初から裁判官として採用し、裁判所内部での訓練・養成を経て順次上級の地位に昇進する職業裁判官制(キャリアシステム)がとられている。職業裁判官制には、司法の官僚化や在朝・在野の対立による法律家の一体感の欠如を招くなどの指摘があり、古くから法曹一元制を求める声が弁護士の間で強かった。司法制度改革審議会でも法曹一元制の導入の当否が重要な争点となったが、判事補への他職経験制度の導入、弁護士任官(弁護士の裁判官への任用)の推進など、給源の多様化・多元化を図り、裁判官の任命手続き、人事制度を見直すという一定の方向が打ち出された。

(土井真一 京都大学大学院教授 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」
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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

法曹一元制

実務・社会経験が豊富な弁護士から裁判官を選ぶ制度。日本でも戦前から導入が議論されてきたが、司法修習後にそのまま判事補になり、子飼いの形で10年を経て判事となるキャリア制度が定着した。1964年、政府の臨時司法制度調査会は「一つの望ましい制度」とする一方、弁護士ら法曹人口の飛躍的増大や、弁護士の大都市集中の解消などが導入の前提になると指摘した。

(2012-12-18 朝日新聞 夕刊 2社会)

出典|朝日新聞掲載「キーワード」
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大辞林 第三版の解説

ほうそういちげんせい【法曹一元制】

裁判官を任命する際に、弁護士などの法律職について一定期間の経験を有する者から選出する制度。

出典|三省堂
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