法立寺(読み)ほうりゆうじ

日本歴史地名大系 「法立寺」の解説

法立寺
ほうりゆうじ

[現在地名]弘前市新寺町

新寺しんてら町寺院街にあり、円明えんみよう寺の西、本行ほんぎよう寺の東に位置。宝幢山と号し、日蓮宗本尊は十界曼陀羅。もと本満ほんまん(現京都市上京区)末寺。寺禄五〇石。

正徳元年(一七一一)の寺社領分限帳(市立弘前図書館蔵)によれば、天文二年(一五三三)賀田よした(現中津軽郡岩木町)創立され、堀越ほりこし村を経て、慶長一六年(一六一一)弘前てら町へ移り、正保年間(一六四四―四八)現在地へ移ったとある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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