コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

法華一乗 ほっけいちじょう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

法華一乗
ほっけいちじょう

仏教用語。悟りへの道として,インドの大乗仏教では声聞縁覚菩薩の3つの実践法 (→三乗 ) を立てていたが,『法華経』ではそれらに差別をつけず,それらを融合してただ一乗あるのみということを説いているとする天台宗の考え方。『法華経』のもつ総合的,包括的な性格を強調していう。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

デジタル大辞泉の解説

ほっけ‐いちじょう【法華一乗】

仏語。法華経に説かれる一乗の教え。一乗には、声聞(しょうもん)・縁覚(えんがく)の二乗および菩薩(ぼさつ)を加えた三乗の実践法がいずれも融合されているということ。

出典|小学館デジタル大辞泉について | 情報 凡例

大辞林 第三版の解説

ほっけいちじょう【法華一乗】

声聞しようもん・縁覚えんがく・菩薩の三乗は、唯一の真実の教えである一乗の方便であって、法華経が説かれることによって三乗は一乗に融合されるとする天台宗の考え方。

出典|三省堂大辞林 第三版について | 情報

法華一乗の関連キーワード徳一・徳溢・得一止止不須説山家学生式一乗院備後物仏語最澄徳一

今日のキーワード

分水嶺

1 分水界になっている山稜(さんりょう)。分水山脈。2 《1が、雨水が異なる水系に分かれる場所であることから》物事の方向性が決まる分かれ目のたとえ。...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android