法華堂跡〈源頼朝墓-北条義時墓〉(読み)ほっけどうあと〈みなもとよりとものはかほうじょうよしときのはか〉

国指定史跡ガイドの解説

ほっけどうあと〈みなもとよりとものはかほうじょうよしときのはか〉【法華堂跡〈源頼朝墓-北条義時墓〉】


神奈川県鎌倉市西御門にある堂宇跡。鶴岡八幡宮の東に広がる大蔵幕府跡の背後、北方の山裾にあり、現在は白旗神社が建てられている。法華堂はもと、源頼朝の持仏堂であったが、頼朝の死後ここに遺体が葬られた。1213年(建暦3)、和田義盛(よしもり)が反乱を起こして幕府に火を放った時、将軍実朝(さねとも)が避難したのはこの場所であり、1247年(宝治1)に三浦泰村がここにこもり、北条軍を迎え撃ったが敗れ、一族そろって自殺した場所でもある。その後、江戸時代に島津重豪(しげひで)が建てた多層塔が、頼朝墓として伝わった。1927年(昭和2)に、法華堂跡と頼朝墓が別個に国の史跡に指定され、2005年(平成17)に頼朝墓の東隣の山腹から2代執権北条義時が造営した法華堂跡が発掘されたことを受けて、の2006年(平成18)に追加指定・名称変更があった。JR横須賀線ほか鎌倉駅から湘南急行バス「岐れ道」下車、徒歩約5分。

出典 講談社国指定史跡ガイドについて 情報

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