最新 地学事典 「波動累帯構造」の解説
はどうるいたいこうぞう
波動累帯構造
oscillatory zoning ,oscillatory zonal structure
鉱物の累帯構造のうち,光学的性質や化学組成が細かなオーダーで周期的に繰り返すもの。火成作用起源の斜長石に典型的にみられる。マグマから結晶が成長するとき,結晶表面に触れているメルト中の化学成分の拡散速度と結晶の成長速度の大小関係などにより,結晶成長の進行状況が周期的に繰り返す,などの成因が考えられている。振動累帯構造,反復累帯構造ということもある。参考文献:C.S.Haase et al.(1980) Science,Vol.209: 272
執筆者:志村 俊昭
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

