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波平行安(初代) なみのひら ゆきやす

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

波平行安(初代) なみのひら-ゆきやす

?-? 平安時代中期-後期の刀工。
波平家の祖とされる正国の子といわれる。行安の銘は各時代におよび,幕末に波平家の正国61代,62代,63代が行安を名のった。行安銘最古の作に愛知県猿投(さなげ)神社の太刀(重文)がある。

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書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

波平行安(初代)

生年:生没年不詳
平安後期の刀工。薩摩国(鹿児島県)谷山郡に住した。この行安をはじめこの地に居住した一派を波平派といい,永延(987~89)ごろ,大和国(奈良県)から移住したと伝える正国を祖とするが,正国の作品は現存しない。行安は正国の子と伝えるものを初代とする。同銘が幕末まで続くが,行安の作品で最も古いのは愛知猿投神社の「行安」2字銘の太刀で,次いで島津一族の樺山家に伝来した鎌倉初期とみられる「波平行安」銘の太刀がある。作風は鍛えに柾目があり,刃文は細直刃で焼落しがあるなど,所伝のとおり大和風がみられる。幕末には「正国六十三代孫波平大和介行安」と銘した者がいる。

(原田一敏)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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