波立寺(読み)はりゆうじ

日本歴史地名大系 「波立寺」の解説

波立寺
はりゆうじ

[現在地名]いわき市久之浜町田之網 横内

国道六号のトンネル手前の海岸際にあり、医王山と号し、臨済宗妙心寺派。本尊は薬師如来であるため、波立(はつたち)薬師として親しまれている。大同元年(八〇六)徳一の創建と伝える。古くより赤井岳(あかいだけ)薬師・八茎(やぐき)薬師とともに磐城三薬師の一つとされ、岩城氏や代々の磐城平藩主の祈願所であり、海上安全・大漁祈願に多くの人が集まる。夏祭は旧暦六月一四日・一五日で、これはいわき地方の夏祭の始まりを告げるものである。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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