洗い晒す(読み)アライザラス

デジタル大辞泉 「洗い晒す」の意味・読み・例文・類語

あらい‐ざら・す〔あらひ‐〕【洗い×晒す】

[動サ五(四)]何度も洗って染め色が薄くなる。「―・したTシャツ

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精選版 日本国語大辞典 「洗い晒す」の意味・読み・例文・類語

あらい‐さら・すあらひ‥【洗晒】

  1. 〘 他動詞 サ行五(四) 〙 ( 「あらいざらす」とも )
  2. 衣服を色がさめるくらいにまで幾度も洗う。
    1. [初出の実例]「新八郎は洗晒(アラヒサラ)した阿波縮浴衣に、寝ぼけ色の浅黄めりんすの三尺を前結びにして」(出典:二人女房(1891‐92)〈尾崎紅葉〉上)
  3. 雨風のあたるにまかせておく。
    1. [初出の実例]「塔の頂の洗ひさらされた石材には」(出典:先生への通信(1910‐11)〈寺田寅彦〉巴里から)

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