洗い晒し(読み)アライザラシ

精選版 日本国語大辞典 「洗い晒し」の意味・読み・例文・類語

あらい‐ざらしあらひ‥【洗晒】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「あらいさらし」とも )
  2. 衣服などの、幾度も洗って、色がすっかりさめていること。また、そのような衣服。
    1. [初出の実例]「无文(むもん)の袴に紺の洗曝(あらひさらし)の襖(あを)に、欵冬(やまぶき)の衣の袪と吉く被曝(さらされ)たるを着て」(出典:今昔物語集(1120頃か)二三)
    2. 「洗ひ晒しの不断着を縫ふ」(出典:吾輩は猫である(1905‐06)〈夏目漱石〉一一)
  3. 妊産婦が死んだ時、赤い布を、川岸に作った棚にかけて、家人通行人に水をそそいでもらうこと。百日晒し。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む