洛叉(読み)ラクシャ

関連語 名詞 実例

精選版 日本国語大辞典 「洛叉」の意味・読み・例文・類語

らくしゃ【洛叉・落叉】

  1. 〘 名詞 〙 ( [梵語] lakṣa の音訳 )
  2. 古代インドの数量の単位。一〇万。一説には一億。〔色葉字類抄(1177‐81)〕
    1. [初出の実例]「浅増き事の有べくて、十六洛叉(ラクシャ)の底迄も答つつ」(出典源平盛衰記(14C前)一二)
  3. 密教で、真実を見る見照、本尊を見て得る成就をいう。〔大日経疏要文記〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む