津保川(読み)つぼがわ

日本歴史地名大系 「津保川」の解説

津保川
つぼがわ

長良川の支流で、全長一二六キロの一級河川。流域面積は三〇二平方キロ。上之保(かみのほ)村北端の放生(ほうじよう)峠の南に源を発し、同村・武儀町・関市・加茂郡富加(とみか)町を南西流し再び関市に入って流路を西に変え、岐阜市東端の芥見(あくたみ)地区で長良川に合流する。上之保村・武儀町域の流域は津保谷と称され、永禄八年(一五六五)と推定される一一月一日の織田信長知行充行状写(備藩国臣古証文)に「つほ上保 下保」とみえる。「新撰美濃志」には「上保、中保、下保、三郷をすべて津保谷と云ふ」と記される。なお元亀四年(一五七三)と推定される二月二六日の浅井長政書状(勝興寺文書)に「東美濃加治田・つぼ・奈多尾三ケ所城」とみえ、津保城は当川の流域にあったと考えられる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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