津川武一(読み)ツガワ タケイチ

20世紀日本人名事典 「津川武一」の解説

津川 武一
ツガワ タケイチ

昭和期の政治家,評論家,医師 健生病院名誉院長;元・衆院議員(共産党)。



生年
明治43(1910)年8月2日

没年
昭和63(1988)年9月4日

出生地
青森県南津軽郡浪岡町

学歴〔年〕
東京帝国大学医学部〔昭和14年〕卒業

主な受賞名〔年〕
サンデー毎日大衆文芸賞入賞〔昭和29年〕「過剰兵」,青森県文芸協会賞(第2回)〔昭和55年〕

経歴
東大医学部副手を経て、昭和20年弘前市に津川診療所を開設。27年健生病院院長。38年青森県議2期を経て、44年以来衆院議員に5選。61年落選。小説家、文学研究者でもあり、著書に、小説集「農婦」「骨肉の姦」、評論「葛西善蔵」「癪癇の歌人定家」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

新訂 政治家人名事典 明治~昭和 「津川武一」の解説

津川 武一
ツガワ タケイチ


肩書
元・衆院議員(共産党),健生病院名誉院長

生年月日
明治43年8月2日

出生地
青森県南津軽郡浪岡町

学歴
東京帝国大学医学部〔昭和14年〕卒業

経歴
東大医学部副手を経て、昭和20年弘前市に津川診療所を開設。27年健生病院院長。38年青森県議2期を経て、44年以来衆院議員に5選。61年落選。小説家、文学研究者でもあり、著書に、小説集「農婦」「骨肉の姦」、評論「葛西善蔵」「癪癇の歌人定家」などがある。

受賞
サンデー毎日大衆文芸賞入賞〔昭和29年〕「過剰兵」 青森県文芸協会賞(第2回)〔昭和55年〕

没年月日
昭和63年9月4日

出典 日外アソシエーツ「新訂 政治家人名事典 明治~昭和」(2003年刊)新訂 政治家人名事典 明治~昭和について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「津川武一」の解説

津川武一 つがわ-たけいち

1910-1988 昭和時代の医師,政治家。
明治43年8月2日生まれ。陸軍軍医ののち,昭和27年青森県弘前(ひろさき)市健生病院長。県議会議員をつとめ,44年衆議院議員(当選5回,共産党)。「農婦」「出稼ぎ」など農村文学やルポルタージュ,評論などの著作をのこした。昭和63年9月4日死去。78歳。青森県出身。東京帝大医学部卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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