津田かぶ(読み)つだかぶ

事典 日本の地域ブランド・名産品 「津田かぶ」の解説

津田かぶ[根菜・土物類]
つだかぶ

中国地方島根県地域ブランド
主に松江市津田地区で生産されている。近江国(現・滋賀県)から導入した品種を改良し、江戸時代から栽培が始まったという。地上部は赤紫色、地下部は白色勾玉のように曲っている。肉質はやわらか。主に糠漬けとして利用されるため、1週間ほど干し乾燥させてから出荷される。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

デジタル大辞泉プラス 「津田かぶ」の解説

津田かぶ

島根県出雲市で生産されるカブ形状は勾玉に似て、外皮は赤紫色で中は白い。肉質は緻密で、主に漬物に加工される。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android