精選版 日本国語大辞典 「活字鋳造機」の意味・読み・例文・類語 かつじ‐ちゅうぞうきクヮツジチウザウキ【活字鋳造機】 〘 名詞 〙 活字を作る機械。字面(じづら)を作る母型と体を作る鋳型(いがた)に活字合金の溶かしたものを流し込む仕組み。手回し鋳造機と自動鋳造機とがあり、後者には連続して鋳造するものもある。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「活字鋳造機」の意味・わかりやすい解説 活字鋳造機かつじちゅうぞうきtypecasting machine 活字を鋳造する機械。 1883年ブルースによって手動鋳造機が発明され,85年には H.バースがアメリカで,自動鋳造機の特許を得た。トムソン活字機械会社で製造されているトムソン活字鋳造機が有名であるが,国産機もその原型をこのトムソンから取出している。自動鋳造機では手仕上げを要しない完全な活字が鋳造され,その速度は8ポイント活字で1分間に 120~150本。単字自動活字鋳造機,多字自動活字鋳造機,高速自動活字鋳造機がある。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by