活性メチレン(読み)かっせいメチレン(英語表記)active methylene

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

活性メチレン
かっせいメチレン
active methylene

電子吸引性基に隣接するメチレン基。たとえばアセチルアセトンのように2個のカルボニル基の間にあるメチレン基のことで,その水素原子は活性で,プロトンとして解離しやすい。アルカリ金属と置換したものは求核試薬として行動し,ハロゲン化炭化水素,ハロゲン化アシルと反応して活性メチレンの炭素原子にアルキル基またはアシル基を結合した誘導体を生じる。アセト酢酸エステルやマロン酸エステルを用いる合成法の原理は,このメチレン基の活性に基づいている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

ユニコーン企業

企業としての評価額が10億ドル(約1250億円)以上で、非上場のベンチャー企業を指す。ベンチャー企業への投資を専門的に行う投資会社を「ベンチャーキャピタル(venture capital)」と呼ぶが、...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android