活性化エントロピー(読み)カッセイカエントロピー

化学辞典 第2版 「活性化エントロピー」の解説

活性化エントロピー
カッセイカエントロピー
entropy of activation

反応速度活性錯体理論に従い,熱力学的に表示したときのパラメーターの一つで,活性錯体と原系の間の標準エントロピーの差に相当する.定容反応の速度定数kc は,透過係数κ,ボルツマン定数kプランク定数h,活性化エントロピーΔ S活性化エネルギーΔ Eにより,

で表される.S を含む項はアレニウス式では頻度因子なかに含まれる.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android