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活歴劇 カツレキゲキ

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デジタル大辞泉の解説

かつれき‐げき〔クワツレキ‐〕【活歴劇】

歌舞伎狂言のうち、活歴の演出によって演じられた時代物。活歴物。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
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世界大百科事典内の活歴劇の言及

【演劇改良運動】より

…明治政府の欧化政策や社会各分野の新時代の気運に応じて,まず興行者の12世守田勘弥と9世市川団十郎が,依田学海らの協力を得て,歌舞伎を高尚な演劇に革新することをめざした。有職故実家による史実や時代考証の重視,道徳的規範にのっとった人物像の設定など,いわゆる〈活歴劇〉がそれで,1878年6月,勘弥の新富座開場に際して団十郎は《松栄千代田神徳(まつのさかえちよだのしんとく)》を上演したが,民衆の支持を得られなかった。しかし,条約改正問題を背景とした鹿鳴館時代の諸事万端の改良論流行の中で,86年7月,伊藤博文首相は,勘弥,団十郎,5世尾上菊五郎を招いて演劇改良の所見を示し,8月に新帰朝者で娘婿の末松謙澄を首唱者とし,外山正一,渋沢栄一を後援者に演劇改良会をつくらせた。…

【歴史劇】より

…王朝物や時代物の多くの作品がそれであり,例えば,《勧進帳》や《菅原伝授手習鑑(てならいかがみ)》などは偉大なるアナクロニズムの産物であり,弁慶や牛若丸といった登場人物たちは大いなる〈神話化〉を遂げているのである。これに対して,明治以降には〈活歴劇(活歴物)〉(〈活(い)きた歴史〉そのままの劇の意)の運動が起こった。これは9世市川団十郎や河竹黙阿弥を中心にして,それに福地桜痴や依田学海らが加わって進められたが,史実に忠実のあまり,芸術的完成度の点では満足すべきものではなかった。…

※「活歴劇」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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