活用連語(読み)カツヨウレンゴ

デジタル大辞泉 「活用連語」の意味・読み・例文・類語

かつよう‐れんご〔クワツヨウ‐〕【活用連語】

活用する連語の意で、助動詞が他の語のあとについたもの。一つ用言とほぼ同じ機能用法をもつ。「花だ」「書いた」「歌わされる」の類。

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精選版 日本国語大辞典 「活用連語」の意味・読み・例文・類語

かつよう‐れんごクヮツヨウ‥【活用連語】

  1. 〘 名詞 〙 活用する連語。一個以上の助動詞が自立語に連接して、全体として一つの用言と同様の機能を持つもの。「定めらる」「定められず」「美しかるべし」など用言に連接したものだけをいう場合と、「雪だ」「花なり」のように体言に連接したもの、さらに、「雲のごとし」のように助詞を介在させた例を含めていう場合とがある。
    1. [初出の実例]「用言と助動詞との連結せるものを活用連語といふ」(出典:中等教科明治文典(1904)〈芳賀矢一〉二)

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