洽聞(読み)こうぶん

精選版 日本国語大辞典 「洽聞」の意味・読み・例文・類語

こう‐ぶんカフ‥【洽聞】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) ( 「洽」はあまねくの意 ) 見聞知識などが広いこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「揚伯起之博学洽聞。世論推称関西之孔子」(出典本朝文粋(1060頃)三・陳徳行〈紀斉名〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 項目

普及版 字通 「洽聞」の読み・字形・画数・意味

【洽聞】こう(かふ)ぶん

博学。〔漢書、武帝紀〕(元朔五年詔)其れ禮官をして學をめ、議洽聞、を擧げ禮を興し、以て天下の先爲(た)らしめよ。

字通「洽」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む