普及版 字通 「洽」の読み・字形・画数・意味
洽
9画
[字訓] うるおう・あまねし
[説文解字]

[その他]

[字形] 形声
声符は合(ごう)。〔説文〕十一上に「霑(うるほ)ふなり」とあり、洽(あまね)く水がゆきわたる意。〔詩、大雅、江漢〕「此の四國に洽くす」とは、広く徳の及ぶことをいう。
[訓義]
1. うるおう、うるおす、ゆきわたる。
2. あまねし、かなう、やわらぐ。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕洽 アマネシ・ウルフ・カナフ・サカリ・コトコトク・ミツ・オヨボス・サカユ・ヤハラカナリ・アハス
[語系]
洽khe



[熟語]
洽化▶・洽汗▶・洽

[下接語]
愛洽・渥洽・允洽・宴洽・淵洽・恩洽・化洽・該洽・汗洽・款洽・


出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報