洽博(読み)こうはく

精選版 日本国語大辞典 「洽博」の意味・読み・例文・類語

こう‐はくカフ‥【洽博】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) ( 「洽」はあまねくの意 ) 広々としていること。また、広く行きわたっていること。博洽
    1. [初出の実例]「周匝洽博到らざるなき厖然たる大著を完成してをる」(出典:読書放浪(1933)〈内田魯庵〉読書放浪)
    2. [その他の文献]〔晉書‐文苑伝・左思〕

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普及版 字通 「洽博」の読み・字形・画数・意味

【洽博】こう(かふ)はく

博学。博洽。〔晋書文苑左思伝〕張載~劉逵(りうき)、竝びに經學洽、才を以て、咸(ことごと)く皆玩し、之れ(三都の賦)が訓詁を爲(つく)る。~是れよりの後、んに時に重んぜらる。

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