流沫(読み)リュウマツ

デジタル大辞泉 「流沫」の意味・読み・例文・類語

りゅう‐まつ〔リウ‐〕【流×沫】

水が泡立って流れること。また、その泡。
「―湲湲として船中に入る」〈東海散士佳人之奇遇

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精選版 日本国語大辞典 「流沫」の意味・読み・例文・類語

りゅう‐まつリウ‥【流沫】

  1. 〘 名詞 〙 水の泡立って流れること。また、その泡。
    1. [初出の実例]「激浪玻窓を破り流沫湲湲として船中に入る」(出典:佳人之奇遇(1885‐97)〈東海散士〉五)
    2. [その他の文献]〔荘子‐達生〕

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普及版 字通 「流沫」の読み・字形・画数・意味

【流沫】りゆう(りう)まつ

泡だち流れる。〔水経注泗水〕泗水の上に石梁り、故(もと)呂梁と曰ふ。~懸濤(ほうほん)、實に泗の嶮と爲す。~云ふ、懸水三十仞、沫九十里と。今は則ち能はざるなり。

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