浄国院(読み)じようこくいん

日本歴史地名大系 「浄国院」の解説

浄国院
じようこくいん

[現在地名]奈良市東笹鉾町

手掻てがい通の西にある。無衰山安養寺と号し、浄土宗本尊阿弥陀如来で、観音菩薩も安置する。南北朝時代に傾西が開基し、慶長元年(一五九六)暁誉が開山となって復興し、浄土宗となったと伝える。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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