浄瑠璃本(読み)ジョウルリボン

デジタル大辞泉 「浄瑠璃本」の意味・読み・例文・類語

じょうるり‐ぼん〔ジヤウルリ‐〕【浄瑠璃本】

浄瑠璃詞章を記した本。狭義には、古浄瑠璃義太夫節丸本まるほんをいう。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「浄瑠璃本」の意味・読み・例文・類語

じょうるり‐ぼんジャウルリ‥【浄瑠璃本】

  1. 〘 名詞 〙 浄瑠璃の詞章をしるした本。古く絵入りの読みものであったが、宇治加賀掾以後、絵がなくなり、節付けも記されるようになった。狭義には、古浄瑠璃や義太夫節の丸本(まるほん)をいう。
    1. [初出の実例]「あくびしてはあがり、おりては浄瑠璃本(ジャウルリぼん)など読」(出典浮世草子好色一代男(1682)五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android