浄肉(読み)ジョウニク

デジタル大辞泉 「浄肉」の意味・読み・例文・類語

じょう‐にく〔ジヤウ‐〕【浄肉】

小乗で、出家した者が食べてもよいとされる肉。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「浄肉」の意味・読み・例文・類語

じょう‐にくジャウ‥【浄肉】

  1. 〘 名詞 〙 仏語。出家が採ることを許される、戒律規定にかなった肉。
    1. [初出の実例]「樹神(こだま)止観の魂を蹴る〈松濤〉 浄肉を紙魚は空(うつほ)にやどるなり〈才丸〉」(出典:俳諧・馬蹄二百句(1683))
    2. [その他の文献]〔楞伽阿跋多羅宝経‐四〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

イチロー

[1973~ ]プロ野球選手。愛知の生まれ。本名、鈴木一朗。平成3年(1991)オリックスに入団。平成6年(1994)、当時のプロ野球新記録となる1シーズン210安打を放ち首位打者となる。平成13年(...

イチローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android