浅塚村(読み)あさつかむら

日本歴史地名大系 「浅塚村」の解説

浅塚村
あさつかむら

[現在地名]甲田町浅塚

糘地すくもじ村の西南本村ほむら川流域に集落が点在する村で、北西原田はらだ(現高宮町)に接する。「芸藩通志」に「広サ六町余、袤一里余、四方皆山なり、郷中川一流あり、甲立村に出る」とあり、古くは南の山部やまべ(現吉田町)を経由する吉田よしだ(現吉田町)方面への往還があった。元和五年(一六一九)の安芸国知行帳による村高は二九〇・八〇七石で、以後の変化はなく「芸藩通志」は畝数二四町余を記す。明知・給知入交じりの村。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android