精選版 日本国語大辞典 「浅水の橋」の意味・読み・例文・類語 あさむず‐の‐はしあさむづ‥【浅水橋・朝水橋・朝六橋】 ( 「あさむず」は「あさみず」の変化したもの )[ 一 ] =あさうずのはし(浅水橋)[初出の実例]「安佐牟川乃波之(アサムツノハシ)の とどろとどろと 降りし雨の 古りにし我を」(出典:催馬楽(7C後‐8C)朝津)「橋は あさむづの橋。長柄(ながら)の橋」(出典:枕草子(10C終)六四)[ 二 ] 催馬楽、律の歌の曲名。「楽家録」所収。 あさうず‐の‐はしあさうづ‥【浅水橋・麻生津橋】 ( 「あそうずのはし」とも ) 福井市を流れる浅水川にかかる橋。歌枕。朝六(あさむつ)橋。朝水橋。阿曾武津の橋。あさんずのはし。[初出の実例]「浅生水(アサウヅ)の橋をはねはづして」(出典:太平記(14C後)二七) あそうず‐の‐はしあさうづ‥【浅水橋・麻生津橋】 ⇒あさうずのはし(浅水橋) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例