精選版 日本国語大辞典 「浅水橋」の意味・読み・例文・類語 あさんず‐の‐はしあさんづ‥【浅水橋】 ⇒あさうずのはし(浅水橋) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
日本歴史地名大系 「浅水橋」の解説 浅水橋あそうずばし 福井県:福井市旧足羽郡地区浅水村浅水橋北陸街道の浅水川渡河点に架けられていた橋。「枕草子」に「橋は、あさむづの橋」とみえ、催馬楽にも「浅水(あさむづ)の橋の とどろとどろと 降りし雨の 古りにし我を(以下略)」と歌われ、古くより知られていた。中世には関所も設けられていたらしく、明応二年(一四九三)七月一〇日付朝倉光玖条々(浄光寺文書)に「従浅水河下方□□関堺軽物商買之輩候」、大永二年(一五二二)九月二六日付小島景増書状(瓜生家文書)に「浅水之金橋出銭之事ニ付て(下略)」、「真盛上人往生伝記」の長享二年(一四八八)八月条に「停関役橋(浅水橋也)賃」とあり、関銭(橋賃)を徴収したことが知られる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報