浅草東仲町(読み)あさくさひがしなかちよう

日本歴史地名大系 「浅草東仲町」の解説

浅草東仲町
あさくさひがしなかちよう

[現在地名]台東区雷門かみなりもん一―二丁目・浅草一丁目

浅草茶屋あさくさちやや町・浅草並木あさくさなみき町の西にあり、浅草広小路を挟んだ南北両側を占める。北は浅草寺、南は浅草西あさくさにしなか町、西は浅草田原あさくさたわら町三丁目。往古百姓町屋東仲畑ひがしなかはたけ村といったと伝え、寛永二〇年(一六四三)の町割直し検地で仲町となり、万治二年(一六五九)町方支配に属した。寛文五年(一六六五)東仲町・西仲町とに分れたとされる(文政町方書上)。寛文新板江戸絵図に「東中丁」とみえる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android