浜の真砂(読み)ハマノマサゴ

デジタル大辞泉 「浜の真砂」の意味・読み・例文・類語

はま‐の‐まさご【浜の真砂】

浜辺の砂。数のきわめて多いことのたとえにいう。
山下水の絶えず、―の数多くつもりぬれば」〈古今仮名序

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精選版 日本国語大辞典 「浜の真砂」の意味・読み・例文・類語

はま【浜】 の 真砂(まさご・まなご)

  1. 浜辺の砂。数が多くて数えきれないところから、無数・無限であることのたとえにいう。
    1. [初出の実例]「八百日行く浜之沙(はまのまなご)も吾が恋にあに益(まさ)らじか沖つ島守」(出典万葉集(8C後)四・五九六)
    2. 「石川や、浜のまさごはつきる共、世に盗人の種はつきまじ」(出典:浄瑠璃・釜淵双級巴(1737)下)

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歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典 「浜の真砂」の解説

浜の真砂
(通称)
はまのまさご

歌舞伎浄瑠璃外題
元の外題
けいせい浜真砂
初演
元禄13.1(江戸市村座)

浜ノ真砂
〔浄瑠璃〕
はまのまさご

歌舞伎・浄瑠璃の外題。
初演
天明5.1(大坂・坂東長吉座)

出典 日外アソシエーツ「歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典」歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典について 情報

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