浜佐陀村(読み)はまさだむら

日本歴史地名大系 「浜佐陀村」の解説

浜佐陀村
はまさだむら

[現在地名]松江市西浜佐陀町にしはまさだちよう

宍道湖北岸に位置し、東は佐陀川潟之内かたのうち(かつてあった湖沼で、現在は大部分が埋立てられた)を挟んで島根郡浜佐田はまさだ村に続き、西は古曾志こそし村。宍道湖岸を東西に杵築道が通る。中世佐陀庄に含まれていたとみられる。正保国絵図に村名がみえるが、島根郡所属となっていることから同郡浜佐田村をさすとみられる。明暦四年(一六五八)の秋鹿郡之内浜佐田村御検地帳によると田方一七町七反余(分米二一五石余)・畑方二町四反余(分米一二石余)、屋敷数一九のうち御役目屋敷一五・引方四(うち御蔵・下郡各一)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android