浜村町(読み)はまむらまち

日本歴史地名大系 「浜村町」の解説

浜村町
はまむらまち

[現在地名]田浦町田浦町

田浦浜たのうらはま村ともいう。田浦川・赤松あかまつ川が田浦湾に注ぐ地域に形成された集落で、田浦村北西に隣接する。寛永郷帳には名がみえず、元禄国絵図に「田浦村之内浜村町」とある。田浦村の海岸部の集落が分れて在町になったものである。肥後国中寺社御家人名附に漁村と記され、古川古松軒の「西遊雑記」に「漁家ばかりのあしき町なり」とある。薩摩街道の駅所で馬二匹が置かれ、一一枚立の高札場もあり、田浦村とともに田浦手永の中心地であった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

世界大百科事典(旧版)内の浜村町の言及

【気高[町]】より

…鳥取県東部,気高郡の町。1955年浜村町と宝木,酒津,瑞穂,逢坂の4村が合体,改称。人口1万0277(1995)。…

※「浜村町」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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