精選版 日本国語大辞典 「浜沈丁科」の意味・読み・例文・類語 はまじんちょう‐かはまヂンチャウクヮ【浜沈丁科】 〘 名詞 〙 双子葉植物の科名。四属九十余種あり、主にオーストラリアと南洋諸島に生育圏を持つ常緑高木または低木。托葉のない葉は互生または対生し、しばしば腺点や絹毛でおおわれている。花は単生するか集散花序になり、通常腋生、左右相称、両性。がく、花冠は五裂。四個の雄しべは二強雄しべになる。子房上位で二室、各室に一~八個の胚珠があるか、三~一〇室で各室に一個の胚珠を生ずる。果実は石果。日本にはハマジンチョウが三重県、九州南西部以南に自生する。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例