浦ノ内馬牧(読み)うらのうちうままき

日本歴史地名大系 「浦ノ内馬牧」の解説

浦ノ内馬牧
うらのうちうままき

浦ノ内湾を南から抱くように延びる横浪よこなみ半島の北半、現土佐市ナベウドから須崎市鳴無おとなしにかけて約五五〇ヘクタールに及ぶ地域に土佐藩が設けた放牧場。寛文一一年(一六七一)人夫四千人を動員して工事を終え、翌年、仙台から奥州馬二〇頭を購入して放牧、延宝二年(一六七四)牧山番人として二人扶持切米四石で石本三助が任命され、貞享二年(一六八五)には乗用馬一九頭、運搬用七六頭を飼育していた(土佐藩農業経済史)。元禄地払帳には口浦くちうら(浦ノ内村)の本田高のうちに「牧山籠引地」一六・四〇七石が記されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

収穫年度を2年経過した米。《季 秋》[類語]米・玄米・白米・新米・古米・粳うるち・粳米・糯もち・糯米・黒米・胚芽米・精白米・内地米・外米・早場米・遅場米・新穀・米粒・飯粒・小米・屑米...

古古米の用語解説を読む