浮れ立つ(読み)ウカレタツ

デジタル大辞泉 「浮れ立つ」の意味・読み・例文・類語

うかれ‐た・つ【浮(か)れ立つ】

[動タ五(四)]
楽しくてたまらず、とてもじっとしていられない気持ちになる。ひどく浮かれる。「町中祝賀準備で―・つ」
気軽にぶらりとでかける。
「裾をかしうからげて、路の枝折しをりと―・つ」〈奥の細道

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「浮れ立つ」の意味・読み・例文・類語

うかれ‐た・つ【浮立】

  1. 〘 自動詞 タ行五(四) 〙
  2. 心浮き浮きとして出かける。気軽にぶらりと出る。浮かれ出る。浮かれいず。
    1. [初出の実例]「裾おかしうからげて、路の枝折(しをり)とうかれ立」(出典:俳諧・奥の細道(1693‐94頃)福井)
  3. 陽気に騒ぎたてる。ひどく浮かれる。浮き立つ。
    1. [初出の実例]「北八が角力にかちたるにうかれたち」(出典:西洋道中膝栗毛(1870‐76)〈仮名垣魯文〉五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む